略歴
1939年 東京生まれ。1960年 東京の世界デザイン会議に出席したブルーノ・ムナーリのダイレクトプロジェクションの講演を聞く。 1964年早稲田大卒業後、1972年まで出版社に勤務。1965年には伊勢丹での個展に訪れたムナーリに出会う。 1968年 勤務する出版社からムナーリの『円と正方形』の出版を手がける 。1972-76年 メキシコ滞在。1976-82年 東洋医学研究。その後出版社で百科事典編集担当。1985-2003年 こどもの城造形スタジオに勤務。2004年〜現在、ギャラリーTOM副館長。
所属
日本ブルーノ・ムナーリ研究会代表 / NPO市民の芸術活動推進委員会副理事長 / NPO視覚障害者芸術活動推進委員会理事長
1985年のこどもの城開館記念にブルーノ・ムナーリを招聘し、シンポジウムとワークショップをともなう展覧会を企画実施。その後、展示物をもとにしたコレクションをキット化し巡回することを発案。「動くこどもの城」として大型児童館に巡回。美術館から展示依頼が来るようになり、1998年に任意に日本ブルーノ・ムナーリ研究会を立ち上げる。岩崎の集めたムナーリ関係の書籍と数点のオリジナル作品をこどもの城のキットと合わせてコレクションとし、美術館や博物館でムナーリの普及に尽力する。
ブルーノ・ムナーリが存命中は頻繁に展覧会の報告を行い、亡くなった後に最も書簡が多かったのが岩崎からだったと伝聞されている。